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スクールカウンセリングにおける行動コンサルテ−ション

米山 直樹(上越教育大学)

Abstract
平成7年から実施されたスクールカウンセラー制度も、今年度で丸9年が経過しよう としている。スクールカウンセラーの中心的職務として、児童生徒へのカウンセリン グが考えられていた時期もあったが、現在では教職員へのコンサルテーションがその 中心的な職務となりつつある。そうしたコンサルテーション形態の一つに、行動理論 に基づく行動コンサルテーションがある。行動コンサルテーションはデータ等の客観 的な指標に基づき、問題を同定し、分析し、その結果から計画された介入を実行し、 その結果を評価するという一連のプロセスから成っており、治療効果が大きく期待で きるものである。行動コンサルテーションは発達障害をもつ児童生徒への対応に効果 を発揮しているが、要因の同定・制御が難しい不登校にも、十分な効果を挙げられる と思われる。当日は不登校への介入事例を通じて、行動コンサルテーションの有効性 を論じたい。

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