S1-1:
精神神経免疫学的指標を用いた生理心理学的研究
−ストレスの実験的研究と臨床的研究−
岡村 尚昌(久留米大学大学院心理学研究科)
Abstract
我々はこれまで,実験的-フィールド研究の枠組みの仲で,メンタルストレス・テストを個人に負荷した際の心理生物学的ストレス反応の変化を,多角的な指標を用いて系統的な検討を行ってきた.同時に,唾液サンプルから免疫機能を反映する分泌形免疫グロブリンA(s-IgA)抗体,不安などの情動を反映するノルアドレナリンの最終代謝産物(free-MHPG)を定量化し,これらの精神神経免疫学的指標の有用性を報告してきた。そこで本研究では,これら精神神経免疫学的指標を用いた基礎研究,性格特性及び健康状態の差異におけるストレス反応性への影響,及び精神科臨床場面への応用について検討し,精神神経免疫学的指標の有用性を検討することを目的とする.
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